英語①単語・熟語問題集・参考書の選択・使用上の注意ですが重要なのは、基礎からしっかり積み重ねること、受験生の個々のレベルや基礎の重要性、及び使用目的、各自の志望校の過去問の傾向等を勘案して使用するものを決めるということです。
それとあれもこれも手をつけないということです。
なお以下には画像を挿入して在りますが、これはあくまで受験生の方がどんなものかのイメージのためです。実際に書店に行きご自身で構成やレイアウトを確認して購入することをおすすめします。単語基礎東大や早慶の入試問題でさえ7~8割は中学~高校2年生の教科書レベルの単語で構成されています。
それゆえこの部分に抜けがあると長文読解で文章の正確な意味が理解できなくなります。
逆に難しい単語があっても、この部分がしっかりしていれば前後の文脈からその難しい単語部分を推論できるようになります。
これは合格にとって非常に重要なことです。
所詮試験に出るすべての単語を覚えることなど不可能です。
また出題者側もそれを要求していない部分も在ります。つまり前後の文脈から推論して解答することが求められていたりします。
これは前後の基礎知識を裏から訊いてきているということです。
ですので、基礎は非常に大切になります。
また、基礎的な単語に抜けが無いということは英作文問題が出題される大学・学部の試験問題でも非常に大きな威力を発揮します。
難しい単語や文法を使って文章を書くことなど要求されていません。
それよりも受験戦略上重要なことは減点されないということです。
ですのでその意味でも単語の基礎部分というのは非常に重要になります。
ではおすすめをあげます。
ここで扱うおすすめは多くの難関大学合格者データから絞ったものです。
参考書・問題集は本当に多くのものがあり、個人個人の好みも在ります。
ですので絶対これというものでは在りません。
ただ、あまり複数のものを上げると受験生が迷ってしまうため結局何も言っていないことと同じになってしまいますので、ここでは絞った形でお勧めをあげています。
同一レベルのものでしたら他のものでもかまいません。

「FOMURA1200BASIC」(東進ブックス)英語の成績がいまいち上がらない、苦手意識がある方、ずっとサボってしまったけど本気で難関大学に合格したいという方はここから入ることをおすすめします。
完全に覚えているものは2回目3回目をやるときにはどんどんチェックしていってください。
例文まで暗記する必要は在りません。確認用に使ってください。
難関大学志望者で基礎に抜けのある方はとにかくこのレベルはできるだけ早い時期に完璧にしてください。
標準一冊ですべてをまかないたい人向け。
難関大学対応レベル。
このレベルのものをどれか一冊こなし過去問演習や問題演習で知らない単語が出てきたらその都度補充していくという方法をおすすめします。
あれもこれもと手を出すのではなく、またすべてが載っているものと追い求めるのではなく、まず自分の気に入ったものを決めそれをこなしてください。
注意点ですが、よく単語帳一冊を完璧にするべきという話は聞くと思いますが、ここにも誤解があります。
志望大学の問題のレベルやその単語帳のレベルによってやらなくてよい部分や使い方というものが在ります。
また単語帳で純粋に単語のみ取得することを目的にするのか、他の英語力を養うことも目的にするのかによって使用する単語帳は異なってきます。
ここは多くの受験生が情報のみを鵜呑みにして誤解している部分です。またこの部分についてしっかり指導できているものも少ないです。ですのでまずそこの目的意識を各自がはっきりさせること、
自分の志望大学の問題のレベルがどの程度なのかを過去問等からしっかり把握するという事をしてください。

「英単語ターゲット1900」(旺文社)単純暗記型単語帳。DS版も在ります。
癖が少なくシンプルな構成。
他の3冊に比しシンプルな単語の暗記にむいています。
注意です。「SECTION3」は難関大学であっても特殊的に難解な単語が必要になる大学以外は必要在りません。
センターレベルであれば「SECTION1」まで、難関校志望でも「SECTION2」までの単語を身につければ十分です。

「DUO3,0」(ICP)例文暗記型単語帳。CDも付属しており耳からの情報を入れたい人向け。
単語・熟語をシンプルな例文に詰め込み、覚えやすいという評判の一冊。
センター試験レベルまでなら「DUO select」でよい。

「システム英単語ver.2」(駿台文庫)フレーズ暗記型単語帳。CD付属版も在ります。
単純に単語だけを暗記するという観点からは覚えるのに時間がかかります。
他方で、入試問題に出るかたちで単語を覚えられる、実践向けであるというメリットが在ります。
セ ンター試験レベルまでなら2章までやればよいです。

「速読英単語必修編」(Z会出版)文章読解型単語帳。
上記システム英単語のミニマルフレーズよりも長い英文を例に構成されています。
したがって単純暗記をする場合使いにくい、時間がかかるというデメリットが在ります。
これを単純に単語を覚える、暗記する単語を増やすという目的で使用することはおすすめしません。
繰り返し読み込むことで全体的な英語力・読解力・速読力をつけるという目的で使用されることをおすすめします。
もし、これをやっていてどうしても覚えにくい、使いにくいと感じている場合は、上記3冊のいずれかへの乗り換えをおすすめします
頻出分野、特殊分野が出題される大學・学部受験生向け参考書的単語集
「話題別英単語リンガメタリカ」(Z会出版)英語を重視していたり、難関私大等の一部の学部ではある特殊の頻出のテーマが出題されているところも在ります。
この場合そのテーマの背景知識やそのテーマに関連する関連単語というものが必要になってきます。
その場合頻出のテーマの項目のみこの単語集を見ておくという方法も役立ちます。
これは現代文や小論文の背景知識も得られるという一石二鳥のメリットも在ります。
しかし、あくまで上記基礎・標準単語の習得が最優先です。
これはあくまでそれらをこなした後、各自が志望する難関私大等で特に頻出のテーマに偏りがりあり、かつその頻出のテーマの項目のみ補充するという感覚で利用してください。
熟語
「英熟語ターゲット1000」(旺文社)単純暗記型熟語集。
シンプルな構成であり、単純に熟語のみを効率的に覚えたい人むき。
これも同単語編と同じように最終パート部分はやらなくてよいです。

「解体英熟語」(Z会出版)単純暗記、理解暗記型単語集。
これにはカード版とブック版があり単純暗記をしたい人も、理解を重視して覚えたい人もいずれにもおすすめです。
前者が単純暗記好きな方、後者が理解重視暗記好きな方におすすめです。
1つの熟語につき穴埋め形式の例文が1つ挙げられており、用法を覚えやすくなっています。

「速読英熟語」(Z会出版)文章読解型塾語集。
これは単純に熟語を覚えるという目的ではなく、同単語編と同じように読解力、速読力を同時に養う目的で使用する方のみにおすすめです。
講師からのアドバイス
単語帳や熟語帳を選ぶときは、「自分はどのレベルの語彙を必要としているか」ということともう一つ、「どういう形で身につけたいか」を基準に選びましょう。
例えば、英作文の中で使う単語力をつけるためなのか、それとも文法問題の力をつけるためかによって、適した単語帳は変わってきます。
同じレベルであれば、(特に大手出版社であれば)収録している単語に大きな差はないので、構成が目的にあっているものを選びましょう。 次回は文法、読解、会話文、英作文の問題集・参考書について扱います。
ではみなさん今日も頑張りましょう。
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