今回は科目選択について迷っている受験生の方もいますのでその点について触れます。
これは問題集・参考書の記事をアップしつつその中で触れようと思っていたのですが、
一般的なマイナー科目については読まれる受験生も少ないであろうことも考慮して独立に取り上げることにしました。
余談ですが、このブログでは問題集・参考書については数をあまり挙げていません。
もちろん挙げろといわれればいくらでも挙げられますが、絞ることのほうが難しいです。
(バイブルの中ではこのあたりについては解説しています)
受験生のみなさんであっても問題集・参考書評論家になることは簡単だと思います。
受験生の方の中には数が多いほど詳しくてためになると思っている方も多いと思いますが、問題集・参考書情報は誰であっても手に入れることができます。
受験生であっても誰でも仲間内で、さらには各出版社を検索すれば簡単に誰でも手に入れることができる情報です。
問題集・参考書評論家になっても仕方がないです。
問題集・参考書にいくら詳しくなっても、それは合格にとって重要なことではないことはこのブログを読んでくださっている受験生のみなさんは自覚してください。
無駄な時間を使うことは避けましょう。
では本題に入ります。
理科、社会については受験生のみなさんは選択しなければなりませんよね。
この際、基本的には各自の好きな科目、興味のある科目を選択すればいいと思います。
その際、センター試験や各自の志望校の問題傾向を考慮して決めるという観点も重要です。
(これについては機会があれば詳しく触れます)
ここまでは一般論としてご存知でしょうから、
今回は、これらの観点を考慮しても迷ってしまった場合に考慮すべき視点について触れておきます。
まず、センター試験だけの科目でしたら基本的に過去問も充実していますし、特殊的に癖のある出題というものもほとんどありませんので、どの科目を選択しても問題はないと思います。
問題は、2次試験や私大入試の科目選択です。
この場合、マイナー科目を選択するという受験生もおられると思います。
たとえば理科の地学等ですね。
ただし、その際必ず考慮していただきたいことがあります。
それは効率的に勉強を進めていけるかどうかということです。
まず入試レベルの問題についてわからないことがあるときに質問できる人がいるかという点、
問題集や参考書があまり充実していない場合もあるという点、
この2点については最低限考慮しておくべきです。
実際、問題集・参考書のデータを合格者から集めている際に気付いたのですが、
いわゆるマイナー科目については、データを集めたところである共通の法則というものはなかなか見つかりません。
また、合格者であるからといってその科目が得意であるという合格者となるとさらに少なくなります。
ということは、入試レベルの問題についてわからないことを質問できる人間というものが一般の受験生の周りには非常に少ないことになります。
さらに、受験生同士、友達同士でわからない点を質問しあうという機会もほとんどもてないことになります。
当然需要が少なければ出版社も予備校も一般に力を入れません。
これらのデメリットを回避しうる方法が自分にはあるかどうかという視点がマイナー科目を選択する際にはとても重要になります。
独学で勉強するにはさらにデメリットが大きくなるということは必ず考慮してください。
科目選択で迷っている受験生の方は是非この視点も考慮してください。
詳しいことは機会があればまた触れます。
とりあえずはどの科目を選択するにしろ以上のような視点も考慮してください。
ではみなさん頑張りましょう。
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