昨日模試の有効利用ということで記事を書いたのですが、この中で少し説明不足の部分があったと思いますので補足します。
昨日の記事のケアレスミスが非常に怖いものである、得点できる問題で得点できないことが合否を分ける、ということに意識を持つということが今後勉強していく際に非常に重要であり、またその反面現時点で明確な認識を持つことが難しいことだと思いますので補足します。
重要なことですのでしっかり読んで意識を植え付けてください。
本来得点可能だった問題を得点できなかった場合ということに関して現時点ではあまり実感がないと思うのですが、昨日お伝えしたように、知識や応用力はこれから先努力次第で付いていきます。
そして、現在の実力と異なり来年の本試験時にはある程度の問題について得点可能な状態になっています。
これは想像がつくと思います。
現時点で、この時と同じ状態なのが昨日ご説明した各自が現時点で得点できる問題ということです。
そして試験の性質として合格点のボーダーライン近辺に多くの受験生が固まるという傾向があります。
これは難関大学や試験のレベルが上がれば上がるだけ当てはまる傾向です。
まずこの傾向を認識してください。
当然数点とか1点で合格不合格になる人もいることは分かっていると思うのですが、自分が1点とか数点で不合格になった場合を考えてみてください。
それで一年の努力や苦労が水の泡です。
難しい問題が解けなかったとかそんなんじゃなく、解ける問題で得点できなかった、ケアレスミスをしたということで全てを棒に振るわけです。
まだ実感がわかない方は、模試の正答率のデータがあればそれをご覧ください。
正答率70%以上とか80%以上の問題をすべて取りこぼさず得点したと仮定しただけでもかなりの得点になるはずです。
場合によってはそれだけでかなりの高得点になるでしょう。
それが基礎の重要性及び得点できる問題で得点すべきことの重要性です。
試験科目が5科目ある人であるなら各科目で少しづつミスをし4点ずつ失ったとしてもトータルで20点失います。
これは2次試験の大問1問分を丸々失うこと、大問を完答したところでその大問自体0点とイコールになってしまうわけです。
それがどういうことかわかりますか?
みなさんは各科目穴を作らないように一生懸命勉強しているわけですよね?
でも、得点できる問題やケアレスミスを「わかってた問題だからいいや」ケアレスミスだからいいや」と本当に悔しがらずに、ミスを本気でなくそうと今から強く意識して行かない限りは、結果として各科目のある分野を全くやらなかったと同じだけの点数を失ってしまうということです。
各科目4点ずつとかなら少ないほうかもしれません。
意識が低い人はもっと多くの得点を本番で失っています。
結果として、数科目に普段の勉強で手をつけていない分野があったのと同じことになるということです。
試験は本番の得点のみの勝負です。
ケアレスミスや本来得点できる問題を得点できなかった受験生も、本当に全然勉強してなくて各科目に穴がある受験生も結果として全く同じなのです。
是非この事実を認識し、ミスを極力減らすように強い意識を日々の勉強でもってください。
そして模試を受ける際の大きな目標の一つとして掲げていってください。
ミスを減らしていく具体的な方法につきましてはまた掲載します。
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