予備校講義の選び方の視点科目選択の視点というテーマを取り上げましたので、同じく選択の視点が重要になる予備校の講義の選び方の視点について簡単に触れておきます。
今後様々な単科等をとる受験生の方も多いと思いますので参考にしてみてください。
多くの受験生は巷の評価で予備校の講義を選択する傾向にあると思います。
人気・知名度がある講師であれば=わかりやすい・自分のためになるというような図式が頭の中に自然と形成されているのではないでしょうか。
確かに人気・知名度に劣らぬ実力をお持ちの講師の方も多いとは思います。
しかし、少し視点を変えて世の中の人気・知名度が高いほかの分野での人物が実力が伴っているのかということを考えてみてください。
たとえば政治家。
2世3世議員は知名度・人気は抜群です。
でもどうでしょう。全員が本当に国民のためのことを考えた政治家であるのかどうか。
人気取りや知名度のためならなんでもする、口先だけではうまいことをいう、でも実際、肝心な政策に関して知識や思慮があるかといったら疑わしい人物もたくさんいます。
少し難しい方には芸能人でたとえましょう。
人気があるからといって歌がうまいわけでも、演技がうまいわけでもない場合がありますよね。
芸能人の場合はただファンであるという感覚でいいのだと思います。
しかし、じゃあ自分が歌や演技を実際に習おうと思ったとき歌や演技の本質を理解していない芸能人から習おうと思いますか?
習って何か身につくと思いますか?
これを受験勉強に置き換えてみてください。
世の中のすべての分野においてそうですが、人気や知名度というのは実力とは別です。
受験界でもご多聞にもれずだと思います。
予備校講師の方にはあてはまらないとは思いますが、人気や知名度を獲得、維持するために裏で色々汚いことをやっているやからも世の中には存在します。
いい大人でさえそれに騙されたりしています。
知名度がある=実力がある・自分のためになる、という公式は誤りです。
知名度がある=人として正しい心をもっている、安心だ、という公式は絶対的な誤りです。
これは中学生や高校生の方ですと簡単にだまされてしまいますし、平気でそのような手段を中学生や高校生にも使ってしまっている人物もいますので、様々なものを見るときに注意してみていくことがこれからの人生にとってもよい勉強になると思います。
本質を見極める目を養っていくことは将来の様々な物事に直面するに当たってとても重要なことです。
芸能人を応援しているぶんには何も被害はないですが、受験勉強において、言っていることがころころ変わったり、それについて言い訳したり、本質を本人自身ががわかっていないがために本質を伝えられないような指導では被害を受けるのはみなさんです。
話が少しそれましたが、予備校の講義を選択する際も、知名度がある=実力がある、自分のためになるという公式は捨てて、まずしっかりと自分の目で、自分の頭で考えてみるということをしてください。
予備校に行かれる方は、高いお金を保護者の方から支払ってもらうわけですので、しっかり骨の髄まで予備校を有効利用してください。
世の中には家庭の事情等で予備校に通えない受験生もたくさんいます。
予備校に行くことが当たり前なんだと思うのではなく、行くなら予備校側に利用されるのではなく、自分の実力を上げるため、骨の髄までこちら側が利用してやろうという意気込みで行ってください。
そしてそれに正面から応えてくれる熱意を持った講師こそがみなさんにとって本当に必要な講師だと思います。
ではみなさん今日も頑張りましょう。
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